各種予防について

◉狂犬病ワクチン

1年に1度、必ず接種します。

犬の飼い主の義務です。しないと罰則もあります。

接種時期はかかりつけの獣医さんにご確認ください。

※犬登録がまだの方は、動物病院から発行される狂犬病接種証明書を持ち、お住まいの役所へ一緒に提出します。

 

狂犬病とは…

 

発症してしまうと治療法がなく100%死んでしまうおそろしい病気です。

発症してしまうと荒れ狂い、誰彼構わず噛み、唾液感染で広げていきます。

 

犬の名がついていますが、哺乳類なら感染してしまうので、犬の飼い主に限らず、猫の飼い主も知っておきましょう。

 

狂犬病について詳しくは→日本獣医学会

◉混合ワクチン

義務ではありませんが、感染してしまい重症化すると死に致ることもあります。

かかりつけの獣医師と相談の上、1年または3年に1回、接種します。

 

<犬:5〜8種>

・犬ジステンパー

・犬伝染性肝炎

・犬伝染性咽頭気管炎

・犬パラインフルエンザ

・犬パルボウイルス感染症

・犬コロナウイルス感染症

・犬レプトスピラ感染症

・犬レプトスピラ感染症

 

<猫:3種>

・猫汎白血球減少症

・猫ウイルス性鼻気管炎

・猫カリシウイルス感染症

◉フィラリア

蚊を媒介とし、犬の心臓や肺に寄生する虫です。

まれに猫や人にもかかります。

 

フィラリアが育ちきってしまうと駆虫が難しくなり、死に至る危険性もあるので、日頃から蚊に注意してください。

 

蚊が出現する時期にフィラリアの薬を与えます。

投与期間は、お住まいの環境により違いますので、かかりつけの獣医師に相談してください。

(猫もまずは獣医師に相談してください)

 

フィラリアについて詳しくは→獣医師広報板

◉ノミ・ダニ

ノミやダニがくっついたり刺されると、皮膚炎や寄生虫などの感染原因となり、死に至るケースもあります。

人にも感染例があります。

 

かかりつけの獣医師に投与時期など相談してください。

 

マダニについて詳しくは→マダニ対策